通信ソフトTMN
X68000用高機能通信ソフトTMNシリーズの紹介です。
ある意味でターミナルの究極形だと思っています(^^;
このシリーズの前身は、TMNと言うターミナルソフトで、
さらに溯ると Telecom Miki と言う、星野美季さんの作ったターミナルソフトになります。
TMNとはTelecom Miki Nextの意味で、
お気に入りのTMN(音楽のね)にもひっかけたと言うわけです(笑)
TMNシリーズラインナップ
TMN Σ
TMNシリーズのベースモデルで、 MMI(マクロ言語)や各機能がフルに組み込まれています。
オートログインにもマクロの記述が必要ですが、マクロの自動生成機能も含まれます。
通常の通信ソフトに、高度なマクロ言語のエンジンを搭載した、
Human68kのソフトの中ではかなり大きい部類に入るアプリケーションです。
初期は、コンフィグレーションをテキストファイルで行っていましたが、
現在は最初の設定時に一度設定した後バイナリーに変換をかけて、
後はTMNの内蔵メニューで変更が行えるようになっています。
その他次のような特徴があります。
- ウィンドウオペレーティングによる操作の簡略化
- バックスクロールやウィンドウオペレーション時に疑似コカレント動作
- MMIによるオートログインを始めとするパイロット運用が可能
- 外部プログラムと同じ感覚でマクロファイルを実行可能(引数も渡せる)
- コマンド起動ウィンドウの中で、マクロ言語の構文を記述し、実行が可能
- バックグラウンドダイアル機能
- メモ帳で簡単な文章が編集可能
- ファイラーウィンドウでシンボリックリンク/21文字ファイル名に対応
- 電話料金をリアルタイムに表示/電話料金加算時にPCMを鳴らすことができる
- 独り言を喋る(謎)
- 画面の表示色を自由に変えられる
- キー入力で送信した内容のヒストリー機能登載
- メモ帳、ヘルプ画面等のキー操作をカスタマイズ可能
- MMIコンパイラーによるマクロのロード時間の短縮
- パスワード等の本格的な暗号化機能を搭載
- [Miki]Version 2.10によるオンライングラフィック描画のサポート
- FICS−musicをサポートし、オンラインによる音楽演奏が可能
TMNΣ用に幾つかマクロで記述したアプリケーションが発表されています。
特にNifty-serve用にはかなり高度なマクロアプリケーションが数点発表されています(^ー^)
電源の自動OFF機能、X68000の24時間タイマーで完全に夜間飛行が実現できます。
TMN Σから普段使用しない様な機能を削除し、操作等を簡略したモデルです。
マクロ言語は搭載しますが、
オートログイン程度にはマクロを使用しないで動作が可能なようになっています。
マクロはΣと同じレベルのものを搭載していますので、
Σで使用できるマクロアプリケーションは実行可能です。
TMNμからさらに機能を削除したモデルです。
マクロ言語も搭載せず、TMNΣの約半分のメモリー消費量で動作します。
マクロを搭載しない変わりに、オートログインの指定を少し拡張して、
簡単な動作を記述することができるようにしてあります。
それでもエッセンスはTMNシリーズのそれと一貫しています。
本家Telecom Miki の最終版(ただしドキュメントは付属しない)と、
ヲタク版を作者の了解を得てここに掲載します。
必要な人はダウンロードしてお使いください。
それぞれ最新版(最終版)です。
MMI(Miki Macro Instruction)
星野美季氏作のTelecom Miki に搭載されたマクロ言語で、
TMNでさらに独自の拡張を加えました。
基本的にスタック型の言語で、
FORTHとか日本語MINDと同じ構文構造をしています。
たとえば1+2を計算するとすれば、「1 2 +」と記述する必要があります。
しまう時は積んでいって、使うときは頭から取り出しす。
こと為スタック(積み重ね)言語と呼びます。
慣れないと不思議な構文で混乱してしまうと思いますが、
先の1+2を「1に2を足す」と見れば、
なんとなく日本語的計算に近いのが判ると思います
(故に日本語MINDなる言語が存在する訳です)
TMNには、マクロの動作を前提にしている為、
マクロのサポートはある程度力を入れています。
また、マクロのデバック用に何種類かのレポート機能も搭載しています。
言語のおまけに、ターミナルが付いていると言う風に見えてしまうでしょう(笑)
開発
TMNシリーズは開発は一応終了しました。
開発マシンを休眠させてしまいました。
その為X68000関連の開発は現状あるもので最終版となります。
長い間ご愛顧有り難うございました。
自分としてはだいたいやることを片づけてしまったと思っています。
TMNはそのソースを公開している事もあって、何人かの人から改良版が発表されています。
特にTMNの開発に様々なご協力をいただいたY.氏からは、
TMNの高速化版である「ヲタク版」と言うバージョンが公開されています。